ココロ・ころころ

自分らしい人生を送るための、心のあり方考え方などを書いています。絵のこと、親との関係、尿漏れ、その他どうでもいい話も。

自分が「ふつう」であると言いたくなる、「ふつう」でありたいと願う、それはバレたくないから

クソ暑い中
近所の商店街の福引きに行き
30円もらいました


心屋リセットカウンセラー
ジャージコバ認定カウンセラー
ときどき絵を描く人

ほげ子です

 


「ふつう」になりたがるあなたは

たぶん「ふつう」じゃない

 

そのことに気付いていながら

「ふつう」な感覚の人として
見られたがっている

 

 

それは

考え方や性質が変わっている

ということだけではなく

 

「ふつう」じゃない

自分の過去や背景を

バレたくない
公開したくない
認めたくない

と思っているのかもしれない

 

 

そういう人は

自分を肯定するときに

「ふつう」を使うことが多い

 


わたし自身がそうだった

 

 

 

 

自分を肯定するときに

「ふつう」を使うのは

やめたほうがいい

 


これは主に

わたし=ふつう、常識、一般的 (正しい)

あなた=異常 (間違っている)

という図式の言い方をするときだ

 


そこまで

「ふつう」に
とらわれているということは

自分=ふつうじゃないかも

と思っている

ということだろうからね

 


もう

自分では

気付いてしまっているのだ

そして

恐(おそ)れてもいる

 

 

 


わたし=ふつうの感覚や常識を持っている

と思いたかった時期が

 

わたしはとても長かった

 

少し変わった環境で育ったし

人と違った経験が多いからだ

 


そんなもの

所詮、傲慢なのだが、

 

(世の中には
もっと変わった環境で育ったり、
とんでもない経験をしている人は
山ほどいる)

 

 

でも

そう思っていたから

 

それによって

「一般の人とは違っている」
ということが

バレるのが恐くて

 

 

それが露呈すると

 

また
いじめられたり

からかいの対象になったり

 

過度に
可哀想がられたりしそうで

 

とてつもなく嫌だった



バレたくなかったし

「ふつう」に入りたかった

 


だから

ずっと

「ふつう」がほしかった

 

 

あなたは「ふつう」だよ

常識の備わった「ふつう」の人だよ

 

と言われたかった

 

 


とくに

日本に馴染んでいるということに
確証がもてなかったので

 

典型的日本人(Typical Japanese)
と言われたかった

 

 


わたしにとって

「ふつう」じゃない
ということは

 

社会から弾かれることを
意味していたのだ

 

 

 

 

そして

わたし=「ふつう」であれば


「ふつう」であるわたしを

いじめたり
嫌なことをしてくる相手は


完全な「悪」とすることができる




「ふつう」であるわたしに
ふつうじゃない悪人が
酷いことをしたよ!!
悪いのはあいつだよ!


と、自分の正当性を訴え



自分には
落ち度が全く無い


完全な被害者
なることもできるのだ

 

 

 

なんと便利な
「ふつう」!


ものすごく便利
「ふつう」!

 

 

 

でも

 

「ふつう」に入ろうと

長年やってみたけれど


「ふつう」というものは

見付けられなかった

 

「ふつう」っぽい人がいても

 

その人を深く知れば知るほど

「ふつう」は無くて

 

その人らしさという
(唯一無二のuniqueさ)だけがあった

 

 

 


なんだ無いんだ

 

この世に
「ふつう」は無いんだ

 


あったとしても
わたしには見えないんだ

 


そう思った

 

 

 


最初の「ふつう」から

話が
だいぶ逸れてしまったけれど

 

 

どれが一般的
という意味の「ふつう」を

 

捉えよう捉えようとするほど

 

人生が
ズレてこんがらがりそうだな

 

というのは

 

わかってもらえたのではないかな

 

 

 

 

何が「ふつう」で

何が「ふつう」じゃないのか

 


ありもしない
「ふつう」というものを頼りに

 

自分の軸を保とうとすると

 

 

盛大に迷子になる

 

 

 

 

そろそろ

「ふつう」に頼るのは
やめませんか?

 


「ふつう」を使って正当化して

 

自分を
「ふつう」に入れようとするのも
やめませんか?



自分が

「ふつう」じゃなかったとしても

それを気にしているのは

自分だけだったりするんだよね




ふつうじゃなくてもいっか・・・

とあきらめたら


いつの間にか

「ふつう」っぽい人と言われるように

なっているのかもしれないね